妊活においては温めてはいけない時もある。

高槻市茨木市のとし整骨院の森です。

妊活において暖めることは非常に大切であると言われています。
特に冬場の時期は暖めることはかなり重要視されています。
確かに暖めることは治療においては必要ではあります。
暖めることで、子宮や卵巣の血管を広がります。血管が広がることで、ホルモンの染み込みが良くなるからです。
「なるほど、じゃあずっと温めれはよいのか」
という発想になるかと思います。
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逆に温めないほうが良い場面もあるのです。
それは、寝ている時です。
卵の質の向上には、低温期に温度をある程度下げることが大事です。

温度を下げることで、卵を育てる酵素の働きが活発になり、卵の質の向上につながるからです。
そして、特に温度を下げないといけないのが、人間が寝ている時なのです。
人間の新陳代謝がおこなわれる非常に大切な時間帯にあたり、細胞内でエネルギーの生成も活発に行われるからです。
ここで大事なのは人間が寝るという時は、体の深部体温が下げなくてはいけないということです。
深部の体温が下がることで、リラックスモードとなり、眠りが深くなりやすいからです。
では、深部の体温を下がるのはどうしたらいいのかと言うと
熱を放散させることです。
深部の熱を手足に移動させることで熱を放散することができます。
手足に熱を移動させることで、深部体温が下がり、眠りにつきやすくなるのです。
だから、熱を移動させるためには、手足を必要以上に温めてしまってはダメなのです。
熱が逃げなくなってしまい、深部温度が下がらず深い眠りにつきにくくなる、もしくは卵の質にも影響します。
寒いからと言って、靴下などを履いて寝る方もおられますが、
できれば避けるほうが望ましいです。
(寒くて寝れないというのであれば話は別ですが)
自力で熱をおこす力を持つことが、絶対的に必要になってきます。

この時に必要以上に温めてしまうと、自力で熱をおこす力が弱くなってしまうのです。
最初から全部は無理でも、靴下を外す時間を作ってみて、靴下を履かない時間帯を作ってみてくださいね。
一歩ずつ変えていくことが大切ですよ。

フィール整体院