食べ方が妊活の鍵を握る!?

高槻市茨木市のとし整体院の森です。

 
今日のテーマは「糖質」。
糖質は脂質・たんぱく質とともに三大栄養素と言われていて、非常に大切なものです。
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特に糖質はすぐにエネルギーに変わるため、スポーツ前には摂取されることが多い栄養素ですよね。
 
ところが、この糖質、
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妊活をされている方には非常にやっかいになることも多いのです。
 
 
日本人は農工民族で、昔からお米を育てたべてきたわけですから、
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日本人は糖質をよく摂取する民族です。
 
ただ、現代においてはうどんやラーメンなどの麺類もあって、過剰摂取の傾向にあります。
さらに、食後のデザートもあってなおさら食べ過ぎてしまっているところもあるわけです。
この糖質は空腹時に一気に摂取してしまうと、色々とやっかいになります。
 
まず血糖値が一気に上昇します。
 
そうなると、たんぱく質が糖と結合し、糖化という体のサビのような現象が生じます。
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糖化が進みますと、卵巣に向かう血流がドロドロになってしまい、ホルモンの染み込みが悪くなってしまいます。
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これだけでも十分に問題ですが、一気に上がった血糖値はインスリンというホルモンによって、糖は体内に取り込まれるため、今度は一気に下がってしまいます。
 
 
一気に下がってしまった血糖値は、さらにコルチゾールというホルモンによって、血糖値は通常に戻るのですが
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本来はコルチゾールは卵を育てるのに使われているホルモンなので
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血糖値を通常どおりにするのに使われてしまうと、
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卵を育てるために使われるコルチゾールが不足するので、
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結果的に卵の育成に影響するのです。
 
このような場合、糖質を摂取量をコントロールすることも大事ですが、
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糖質を一気に取らないことも大切です。
 
糖質を一気に摂取してしまうと、さっきお伝えしたように、血糖値があがってしまいますので、
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ゆっくり食べるのがベストです。
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だからこそよく噛むのです。
よく噛むことによって、ゆっくりと摂取することができ、胃腸にも負担をかけなくてすむのです。
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同じものを食べるにしても、食べ方によって体にかかる負担が大きく変わるのです。
 
 
卵は100日から120日かけて時間をかけながら育っていくので、その間のどのような食事を摂るかによって、卵の質はかなり変わります。
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ちょっとしたことでも変わるので、少しずつ意識してみてくださいね。

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